梁レベル色分け 使い方ガイド
梁を天端レベルまたは下端レベルの値ごとに色分け表示する機能です。ビュー上でレベルの異なる梁を視覚的にすばやく把握できます。
機能の違い
| 機能 | ボタン名 | 対象ビュー | 色分けの基準 | ステップ数 |
|---|---|---|---|---|
| 梁天端色分け | 梁天端色分け | 平面ビュー・構造伏図 | 天端レベルオフセット値をそのまま使用 | 3 |
| 梁下端色分け | 梁下端色分け | 天井伏図 | 階高 + 天端オフセット − 梁高さ で計算 | 4 |
リボン: 「28 Tools」タブ →「構造」パネル
💡 共通の出力物: どちらの機能も、色分けされた塗潰し領域・梁ラベル(TextNote)・凡例ビューを自動作成します。
梁天端色分け
平面ビュー・構造伏図の梁を、天端レベルオフセット値ごとに色分けします。
実行できるビュー
平面ビュー(FloorPlan) / 構造伏図(EngineeringPlan) のみ対応。参照レベルはビューの GenLevel から自動取得されます。
実行手順
① コマンド起動: 平面ビューまたは構造伏図をアクティブにして「梁天端色分け」をクリック
② STEP 1 — 基本設定
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 参照レベル | ビューの GenLevel(自動取得・変更不可) |
| 文字タイプ | ラベルに使用するテキストタイプを選択 |
③ STEP 2 — 天端パラメータ選択
ファミリごとに天端レベルオフセットを格納したパラメータを選択します。自動検出された候補がラジオボタンで表示されます(カッコ内は検出件数)。候補にない場合は「その他」ドロップダウンから選択。
④ STEP 3 — 確認と実行
処理対象の梁数を確認し、「実行」をクリック。再実行する場合は 「既存の『梁天端_』塗潰領域・凡例を上書き」 にチェックしてください。
梁下端色分け
天井伏図の梁を、計算した下端レベル値ごとに色分けします。
計算式
梁下端レベル = 階高 + 天端オフセット − 梁高さ
- 階高 = 上位レベル標高 − 参照レベル標高(例: 3000mm)
- 天端オフセット = 梁の天端パラメータ値(上位レベルからの下がりは負値。例: −300mm)
- 梁高さ = 梁高さパラメータ値(例: 600mm)
- 結果は参照レベル基準で表示(例: +2100 → 参照レベルから2100mm上)
実行できるビュー
天井伏図(CeilingPlan) のみ対応。
実行手順
① コマンド起動: 天井伏図をアクティブにして「梁下端色分け」をクリック
② STEP 1 — レベル設定
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 参照レベル | ビューの GenLevel(自動取得・変更不可) |
| 上位レベル | 梁が配置されているレベルを選択(参照レベルより上のみ表示) |
| 階高 | 選択後に自動表示 |
③ STEP 2 — 梁高さパラメータ選択
ファミリごとに梁高さ(断面高さ)を格納したパラメータを選択します。
④ STEP 3 — 天端パラメータ選択
ファミリごとに天端レベルオフセットを格納したパラメータを選択します。
⑤ STEP 4 — 確認と実行
処理対象の梁数を確認し、「実行」をクリック。再実行する場合は 「既存の『梁下_』塗潰領域・凡例を上書き」 にチェックしてください。
出力結果(共通)
| 出力物 | 内容 |
|---|---|
| 塗潰し領域 | 梁ごとにレベル値の色で塗潰し。フィルタ名: 梁天端_{レベル名}{±値} / 梁下_{レベル名}{±値} |
| 梁ラベル | 梁の中央にレベル値を TextNote で配置。梁の方向に合わせて回転 |
| 凡例ビュー | 梁天端色分け凡例 / 梁下端色分け凡例(プロジェクトブラウザの製図ビューに表示) |
| 共有パラメータ | 梁天端_基準レベル・梁天端_レベル差 など(梁要素に自動付与) |
トラブルシューティング
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| ビュー内に梁が見つからない | 梁(構造フレーム)がビュー上で表示されているか確認。フィルタや非表示設定を確認 |
| パラメータが候補に表示されない | 「その他」ドロップダウンを開いて手動選択。それでも見つからない場合はファミリのパラメータ定義を確認 |
| 上位レベルが選択肢にない(梁下端) | 参照レベルより上のレベルがプロジェクトに定義されているか確認 |
| 計算結果が予想と異なる(梁下端) | 上位レベルの選択が正しいか、天端オフセットの符号(正/負)を確認 |
| 色が似ていて見分けにくい | ビュー → フィルタから色を手動変更できます |
| 再実行しても古い色分けが残る | STEP 3/4 の「上書き」チェックをONにして再実行 |