部屋 3D 色分け 使い方ガイド
部屋(Room)の立体形状を生成し、3D ビューで部屋のみを表示して色分けする機能です。用途別・階別などで部屋を色分けした立体を、プレゼンや検討用に手軽に作成できます。
できること
- モデル内の配置済みの部屋(Room)から立体(ソリッド)を自動生成します
- 生成した立体を専用の3Dビューで、部屋だけを表示します(他のカテゴリは非表示)
- 以下の基準から色分けの方法をダイアログで選択できます
- 部屋名ごと … 同じ部屋名(用途)を同色に
- レベル(階)ごと … 階ごとに色を変える
- 指定パラメータの値ごと … 部門など任意のパラメータ値で色分け
- 部屋ごとに個別 … 1部屋=1色ですべて区別
- すべて(全部屋を同色) … 全部屋を1グループ・1色で表示
- 各グループの色はプレビューの色見本をクリックして変更できます
- 生成した立体の輪郭線は薄いグレー・最細で表示し、色面を主役にします
- 各立体の**「マーク」パラメータに対象部屋の要素ID**を書き込むため、立体と元の部屋を追跡できます
- 色分けの凡例(製図ビュー)を自動作成できます
仕組み(Revit の仕様について)
Revit では、部屋(Room)は 3D ビューに標準では表示されません(面・タグは平面/断面ビュー用です)。
そのため本機能では、各部屋の閉じた立体形状(Room.GetClosedShell)から DirectShape(汎用モデル) を生成し、それを 3D ビューに表示・色分けします。生成された立体は「汎用モデル」カテゴリのモデル要素としてモデルに残ります。
実行前の準備
- モデルに部屋(Room)が配置されていること(面積を持つこと)を確認してください
- 部屋区画線のみで囲まれていない(非囲繞)部屋は立体を生成できずスキップされます
- 面積・体積の計算設定で「体積」が無効の場合、本機能が自動で有効化します
⚠️ 「体積計算」を有効にすると、Revit 全体で体積計算が有効になります(モデルのパフォーマンスに影響する場合があります)。
実行手順
- 28 Tools タブ →「注釈・詳細」パネル →「部屋3D色分け」をクリック
- ダイアログで 色分け基準 を選択
- 「指定パラメータの値ごと」を選んだ場合は、続けて 対象パラメータ を選択
- グループと色 のプレビューで、必要に応じて色見本をクリックして色を調整
- 出力設定 を確認
- 作成する3Dビュー名(既定:
部屋3D色分け) - ワークセット名(ワークシェアモデルのみ有効。既定:
部屋3D色分け) - 既存の部屋色分けソリッドを削除して作り直すか
- 凡例を作成するか
- 作成する3Dビュー名(既定:
- 「実行」をクリック
- 生成された専用3Dビューが自動的に開きます
生成物
| 生成物 | 内容 |
|---|---|
| 部屋の立体 | 各部屋の DirectShape(汎用モデル)。コメントに識別マーカー、マークに対象部屋の要素IDが付きます |
| 専用3Dビュー | 部屋の立体のみを表示(他カテゴリ非表示)・色分け適用済み |
| 凡例ビュー(任意) | グループ名・部屋数・色見本を一覧した製図ビュー |
表示制御(ワークセット)
生成した部屋の立体は専用の3Dビューにだけ表示され、他のビューには現れないように制御します。
| モデルの種別 | 制御方法 |
|---|---|
| ワークシェアあり | 専用ワークセット「部屋3D色分け」を作成し、生成した立体をそこへ配置。ワークセットの既定の表示を「非表示」にし、専用3Dビューでのみ表示します |
| ワークシェアなし(ワークセット未使用) | ワークセットが使えないため、生成した立体を専用ビュー以外の全ビューで要素単位で非表示にして同等の動作にします |
💡 ワークシェアなしモデルの場合、この処理以降に新規作成したビューでは立体が表示されることがあります。その場合はビューで手動非表示にするか、本機能を再実行してください。
再実行について
- 「既存の部屋色分けソリッドを削除して作り直す」を有効にすると、前回生成した部屋立体(識別マーカー付き)を削除してから作り直します
- 同名の3Dビュー・凡例ビューがある場合は、削除して再作成します
注意事項
- 生成される立体は「汎用モデル」カテゴリのモデル要素です。不要になったら3Dビュー上で削除するか、再実行時の削除オプションで整理してください
- 立体を生成できなかった部屋(非囲繞・体積0など)は色分け対象から除外され、完了メッセージに件数が表示されます