構造図の梁リスト・柱リストを見ながら、符号や断面寸法を1つずつExcelに手入力していませんか?数が多いと時間がかかるうえ、転記ミスも起きがちです。この記事では、構造図PDFから梁・柱の情報を自動抽出してExcel化する無料ツールの使い方を解説します。ブラウザ完結で、PDFは外部に送信されません。
このツールでできること
構造図(基礎大梁・大梁・小梁・柱などのリスト)のPDFを読み込み、符号・断面寸法・材質を自動で抽出して、Excelの表に整理します。Revit のファミリタイプ作成など、次工程のための下ごしらえに使えます。
手入力が大変な理由
- 数が多い:梁・柱の符号は1つの図面でも多数あり、1件ずつの転記は時間がかかる。
- 転記ミスが起きやすい:寸法や板厚の数字を手で写すと、桁の間違いや読み違いが混入しやすい。
- 形式を整える手間:後工程で使える表の形にまとめ直すのも意外と手間がかかる。
無料ツールでExcel化する手順
28 Tools のExcel抽出ツールは、構造図PDFを開くだけで梁・柱の情報を読み取ります。基本の流れは次の4ステップです。
- PDFを開く — 構造図(梁・柱リスト)のPDFを指定
- 自動抽出 — 符号・断面寸法・材質などを自動で読み取り
- 内容を確認・修正 — 読み取り結果をチェックし、必要に応じて手直し
- Excelに出力 — 整理した表をExcelファイルとして保存
抽出できる主な項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 符号 | G1・B1・C1 などの部材符号 |
| 断面寸法 | H形鋼の H×B×tw×tf、角形鋼管の寸法など |
| 材質 | SN400・SS400 などの鋼材種別 |
抽出精度を上げるコツ
- 文字が文字として埋め込まれたPDFを使う — アウトライン化・画像化されたPDFよりも、テキストが生きているPDFの方が正確に読み取れます。
- 高解像度で書き出す — 低解像度・強い圧縮のPDFは文字がつぶれ、読み取り誤りの原因になります。
- 出力後は必ず確認する — 自動抽出は下ごしらえです。桁数や板厚など重要な数値は目視で確認してから使ってください。
うまく抽出できないときは
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 文字がほとんど読み取れない | 画像化・アウトライン化されたPDFの可能性があります。テキストが埋め込まれた高品質PDFで書き出し直してください。 |
| 寸法の桁がずれる | OCRの読み違いです。出力前に該当箇所を修正してください。高解像度PDFにすると改善することがあります。 |
| 一部の行が抜ける | レイアウトが複雑な表では取りこぼしが出ることがあります。抜けた行は手入力で補ってください。 |
よくある質問(FAQ)
本当に無料で使えますか?
はい、完全無料です。会員登録も不要で、ブラウザだけで完結します。
PDFは外部にアップロードされますか?
いいえ。抽出処理はすべてブラウザ内で行われ、PDFがサーバーに送信されることはありません。
どんな項目を抽出できますか?
梁・柱の符号、断面寸法、材質などを抽出してExcelに整理します。
抽出結果は必ず正確ですか?
OCRを利用するため、PDFの品質によっては読み取り誤りが出ることがあります。出力前に内容を確認・修正してご利用ください。
まとめ・関連リンク
構造図PDFのExcel化は、無料ツールを使えばPDFを開くだけで梁・柱の符号・断面寸法・材質を自動抽出できます。手入力の転記ミスを減らし、次工程の下ごしらえを効率化できます。OCRの特性上、出力前の確認だけは忘れずに行ってください。
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