ハッチングパターン作成

Revit・AutoCADのハッチングパターン(.pat)の作り方

無料ツールで斜線・網掛け・目地パターンを簡単に作成

Revit や AutoCAD でオリジナルのハッチング(塗りつぶし)パターンを使いたいのに、.pat ファイルを手書きするのは難しい……という方向けの記事です。ここでは、無料のブラウザツールで簡単に .pat ファイルを作る方法を、Revit・AutoCAD への取り込み手順まで含めて解説します。インストール不要・完全ブラウザ完結です。


ハッチングパターンと .pat ファイルとは

.pat ファイルは、斜線・網掛け・目地などの塗りつぶしパターンを定義するテキストファイルです。Revit と AutoCAD の両方で読み込めます。

.pat を手書きすると大変な理由

.pat の中身は、線ごとに「角度・原点・オフセット・破線パターン」を数値で並べた形式です。手書きだと次のような落とし穴があります。

これらを自動でやってくれるのが、次に紹介する無料ツールです。

無料ツールでハッチングパターンを作る手順

28 Tools のハッチングパターン作成ツールは、設定を選ぶだけで .pat ファイルを生成できます。基本の流れは次の4ステップです。

  1. パターンの種類を選ぶ — 斜線・網掛け・ドット・芋目地・馬目地・RC から選択
  2. 角度・間隔などを設定 — 選んだパターンに応じた項目を入力
  3. プレビューで確認 — 画面上で仕上がりをその場でチェック
  4. ダウンロード — Revit(モデル/製図)または AutoCAD 形式で出力

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作成できるパターンの種類

パターン 主な設定項目
斜線角度・間隔・破線設定
網掛け角度・間隔・破線設定
ドット間隔・ドットサイズ
芋目地X・Y・目地の有無・目地X・目地Y
馬目地X・Y・目地の有無・目地X・目地Y(1/2 オフセット)
RC(コンクリート)線内間隔・グループ間隔

💡 パターン名は日本語対応(例:芋目地_100x100)。Shift-JIS で出力されるため Revit / AutoCAD でも文字化けしません。

Revit への取り込み方法

  1. ツールで Revit(モデル または 製図) を選んで .pat をダウンロード
  2. Revit の「管理」→「その他の設定」→「塗りつぶしパターン」を開く
  3. 「新規作成」→「カスタム」→ ダウンロードした .pat をインポート
  4. 取り込んだパターンを塗りつぶし領域や材料に割り当て

💡 モデルパターンは実寸(原寸)で表示され、製図パターンはビュー尺度に依存します。用途に合わせて選んでください。

AutoCAD への取り込み方法

  1. ツールで AutoCAD 形式を選んで .pat をダウンロード
  2. .pat ファイルを AutoCAD のサポートファイル検索パス内のフォルダに配置
  3. ハッチングコマンドで「ユーザー定義」→ 追加したパターン名を選択

よくある質問(FAQ)

本当に無料で使えますか?

はい、完全無料です。会員登録も不要で、ブラウザだけで完結します。

作成したファイルやデータは外部に送信されますか?

いいえ。パターン生成はすべてブラウザ内で行われ、サーバーへのアップロードや送信は一切ありません。

日本語のパターン名は文字化けしませんか?

Revit・AutoCAD が期待する Shift-JIS でエンコードして出力するため、日本語のパターン名でも文字化けしません。

対応している Revit のバージョンは?

.pat は標準フォーマットのため、Revit 2021〜2026 を含む各バージョンで利用できます。AutoCAD にも対応しています。

まとめ・関連ツール

ハッチングパターン(.pat)は、無料ツールを使えば計算も文字コードも気にせず数クリックで作成できます。Revit・AutoCAD のどちらでもそのまま使えるので、作図の効率化にぜひご活用ください。

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